よくわからんかったです。不思議すぎる映画でした。
決して面白くはなかったんですが…難解すぎました。
個人的評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆
Budou no Namida
2014年10月11日公開/117分/日本/映倫:G
監督・脚本:三島有紀子
出演:大泉洋 染谷将太 安藤裕子 田口トモロヲ 前野朋哉 りりィ 大杉漣

つまらないといえば、つまらないんですけど。
なんなんですかね、この映画。
ハッキリいえば好みの映画ではないです(生首も裸も登場しません)。
正直めちゃくちゃ退屈しました。
だけど、酷い!とか鬱陶しい!ってこともなかったです。

物語の大筋は、過去に指揮者だった大泉洋が突発性難聴により村(?)に帰郷し、急にワイン作りを始める…だけの話なんですけど。それで、ワインのためにぶどうを作りつつ、時折訪れる村人たち(と弟の染谷将太)との謎の交流もありながら、なぜか突然やって来た穴を掘る旅人・安藤裕子と最終的に結ばれて、ハッピーエンドって感じです(適当すぎるあらすじ)。役名全部失念。

けっこう頑張って観たんですが、理解できませんでした…。
ぼくが心ときめいたのは、最初のシーンで大泉洋が己に向けて手斧を振り下ろそうとするその一瞬のみでした。
都合よく輝きだす日の光と枯れたぶどうの木を目にして死ぬのを思い留まっちゃうんですけど……やめんなよ!がんばれよ!と応援したくなりました。

Budou no Namida 6
とりあえず冒頭から涙を流す大泉洋(ぶどうを食べて泣きだす)

観客の側で余白を埋める的な映画なんですかねー。
それにしても余白部分が多すぎました。
なんかひとつひとつ意味ありげな感じがして…でもわかんなかったです。
結局ずっと頭カラッポで眺めてました。
どうやって観るんですか、この映画。
元ネタとかあるんでしょうか?
解説が欲しいです。
マジ難しすぎます(笑)

それとも雰囲気を楽しむだけの映画なんでしょうか。
それだとしたら、けっこう最悪です。
飯が美味そうとか、衣裳がカワイイとか、音楽がオシャレとか、話の中の一要素としてのそれらは大好きなんですけど…それに意味があんのかっていったら何の意味もないような感じがしました。あくまでも雰囲気だけという感じで。
この映画の面白みはそれだけ!ってのはキツいです。
荻上直子みたいだと思いました。
けれど観るのが苦というほどでもなかったです。
異様に牧歌的すぎて、眠たくなりました。
カルピスこども劇場を見てる感覚になりました。
染谷将太がヤギ追っかけてても違和感のない世界観でした。
心地良すぎてうとうとしました。
逆に良い映画なのかもわかりません。

Budou no Namida 4

美術とか衣裳とか小道具なんかは良いんだと思います。
日本映画ではあんまり見かけない感じでした。
というより、全力で欧州を意識しまくってる感じがしました。
アートなんですかねー、この映画。
でも、絵画みたいな映画ってほど美しくもなかったです。
たとえば『バリー・リンドン』みたいに死ぬほど画作りにこだわってる執念みたいなものは感じませんでした(比べる相手があれですが)。
ところどころ良くも悪くも北海道でした。
北海道なのかどうかすらわかりません。
どこの国のいつの時代の設定なのか、結局わかりませんでした。
そこの説明はなかったと思います。
不要といえば不要なんですが。
でも、たぶん日本です(みんな日本語だから)。
そう思ってたんですけど、田口トモロヲの登場で国がわからなくなりました。

Budou no Namida 3
どこの国なのか判らない警官(田口トモロヲ)と郵便屋(前野朋哉)。
もうムリです…。
おそらくここは仮想現実の世界なのです。

画面の隅々まで頑張ってこだわって造り込んでて、全部が全部ダメな映画ではなかったと思います(自分はちっとも楽しくないですが)。
たぶんダメなのは脚本です。
盛り上がらなさすぎて……。
そのうえ長すぎです…。
30分が限界です。
長編にするには薄い内容でした。
あと、どうでもいいですけど安藤裕子は泣きすぎです。
2時間の間に3回も4回も泣かれると殺意すら湧いてきます。
そんな感じで、もうとくに書くこともないです。
……本当に面白くなかったですよ!

Budou no Namida 5
ラストのキスシーンは良かったです。体位が良かった。


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