おっぱい!生首!妖怪軍団!ということで、エログロも充実していて大満足。
個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 80点
GANTZ-O
2016年10月14日公開/96分/日本/映倫:PG12
総監督:さとうけいいち
監督:川村泰
原作:奥浩哉
声の出演:小野大輔、M・A・O、郭智博、早見沙織、池田秀一、ケンドーコバヤシ、レイザーラモンRG、レイザーラモンHG、津嘉山正種、小野坂昌也、津田健次郎、小川輝晃、吉田尚記、梶裕貴

公開から半月以上も経っちゃったんですが、ようやく観てきました。ファースト・デイで安いし、ほかに観たいものも無いし、そろそろ上映終わっちゃいそうだし…と、わりとテンション低めで観に行ったんですが、めちゃめちゃ面白かったですね。ほとんどずーっと妖怪と戦ってるだけみたいな映画でした!!そこが良かったです。原作は連載当時に読んでました。読み返したりもしていなかったので大阪編はうろ覚えの状態でしたが、問題なく楽しめました。

たぶん感想読む人はガンツ知ってると思うので詳しく説明しませんが、「夜にみんなで集まって殺しに行く」物語です。舞台は大阪。GANTZ - Wikipedia

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あらすじ

高校生の加藤勝は、地下鉄で起きた事件によって死ぬ。ところが次の瞬間、マンションの一室にいた。加藤はそこで、リーダーが不在の東京チームと一緒に火の手が上がる大阪に転送され、サバイバルゲームに参加することになる。大阪チームと遭遇し、妖怪型の星人軍団=百鬼夜行と戦いを繰り広げる加藤。一人で待つ弟のもとへ生還するため戦い抜く加藤の前に、大ボス“ぬらりひょん”が現れ……。
(以上シネマトゥデイより)

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感想

原作からの改変点がいくつかあり、初心者でもわかりやすくGANTZの世界へと入っていける作りになっていたようです。個人的には原作読んだけど細かい内容なんかはほとんど何も覚えていないような状態だったので、この辺の親切さは嬉しかったですね。ヘタに説明もしすぎずに見れば理解できるような演出でしたし極力ムダを排除していたようにも見えました。世界観イメージは原作そのまま、という印象でした。巧い改変だったんじゃないかなと思います。

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まず、画は文句なしでした。全編3DCGアニメーションなんですが、もうこれが圧倒的な映像美。凄かったですよ。CGアニメをそんなにいっぱい観ているわけでもないので、正直よくわかりませんけど、どうやら現時点での世界最高水準らしいです。キャラクターの人間たちはリアルな人間というよりはラブドールに近い質感だった気がしましたが、とくに違和感もなく観れました。背景の街並みなんかもすごくリアルだったし、ガジェット関係はどれもかっこよかったです。それから血の質感もドロドロしてて好みな感じでした。映像は全体的にクオリティ高かったと思います。そして、ここ重要なんですが、女たちがちゃんとエロくて可愛い。スーツはパツンパツンだし、巨乳で美形だし、シコリティ高め。自然に揺れるおっぱいも最高。視覚的には、けっこう満足できました。所謂、眼福映画ですよね、これは…。

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ドラマはほぼ無いっていうか、ストーリーは薄っぺらかったと思います…!!あえて削ぎ落としたような印象も受けました。加藤が死んで、部屋に転送されて、それから大阪で死闘を繰り広げ、そして生還する(家では弟が帰りを待っている)。それだけでした…。八割方戦闘シーンです。なんか後半ムリに人間ドラマ入れこんできた感じもしちゃったんですが、あれがないと本当に「戦ってるだけの映画」になっちゃうから必要だったんでしょうかね…。個人的にはドラマ部分をさらに削ってマジで戦ってるだけの映画でもよかったかなーとも思います。とにかくアクションシーンの連続なのでそれだけで十分面白いですし、迫力もありました。

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残酷描写は強烈でしたよ。けっこう好きです。とにかくあっけなく人間もバケモノもガンガン死んでいくし、人体破壊も見応えがありました。PG12ギリギリな表現だったと思います…。頭が吹っ飛ぶようなシーンはわりと隠していたり、カメラを引きで遠目から映していたり、あと、人体切断描写は肝心な部分でカット割っていたり、レイティング対策なのか分かりませんが撮り方は工夫しまくっていた感じがしました。「何を映して何を映さないか」という部分は気を使っていたんじゃないかな(当り前だけど)。そこでの引っかかりも感じなかったし上手だったと思います。妖怪は非人間なのでガンガン殺害しています。肉塊の表現なんかは楽しかったですね。終始血まみれの映画でした。

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百鬼夜行のごとく大量に登場する妖怪たちは、造形もみんなグロテスクで最高でした。単純に気持ち悪かったし、それぞれ重量感もあり、質感なんかも素晴らしかったと思います。ただ思ったのが、強敵が多すぎます…。ホントに強すぎて、これはどうなんだろう…と。倒した!と思ったら、また次の敵が出現!これの繰り返しなんですよねー。倒しても倒してもキリがない、ってのは分かるけど、ちょっとしつこすぎたような…。連載時でこういう展開になるのは、全然理解できるしアリだと思います。けど一時間半にこう何度も何度もだと、途中でダレましたよ。「またかよ」「もういいよ」「強すぎ」という気持ちにもなってしまい、ここは少し回数減らしたほうが良かったんじゃないかなーと思いました。見ててすごく疲れてしまいました。

牛鬼と対決するガンツロボは登場しただけで「うおおお!すげええ!なんなんだコイツ!」となり、観終わってから「なんだったんだアイツ…」って感じでした。テンション上がったけど、あまりにも唐突な登場と幕引きで…。脚本はだいぶ大味だった気がします。まあ、でも、そんなことどうでもいいのかな。

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後半の感動BGMは、うーん、ちょっと苦手でした。なので少しだけイラついてしまい、そして鈴木のオッサンが「なんか良さげなこと」ばかり言いやがるので、すいません、超鬱陶しかったです。原作でも、たしかそんな感じだったし、ここはたぶんただの個人的な好みの話だと思うんですが、「生きて帰れて良かったね」みたいなあの感じ、それに「命って大切だよね」(そんなセリフはありませんが)みたいな、ああいう雰囲気大嫌いなんですよ。加藤は純粋に正義の人だと思うんですが、鈴木のオッサンこそ偽善に見えました。だってさアイツ敵にぶっ倒されてから終わるまでずっと死んだフリしてたんでしょ?(気絶してたのかも知れないけど)マジで役立たずだし、そのわりには口ばっかり挟んでくるし、具体的な代案出さずに「それはダメだ!」みたいなこと言い出すし、もうムカつきましたよー。最初にムカついたのがどこだったか覚えてないけど、それからずっと批判的な目で見続けてしまったので、細かいところこっちが変に解釈してるだけなような気もしますけど、終盤のオッサンは絶対ヒドかったと思います。とくにマンションの部屋に戻ってからが、妙に善人ぶってて個人的には気に入らなかったですね。マジで百回くらい死んでほしいと思いました。全然活躍しないしさー。そのわりに年長者目線で人生を悟ったような物言いが…。感動よりも苛立ちのほうを強く感じてしまいました。ただの好みの問題かもしれないですが…。

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あとねー、人が頑張って必死に戦っているところを安全地帯から「危ないッ!」とか「このままだと…」とか好き勝手言ってんのもちょっと気になりましたよー。「私たちは戦力にならないから…」ってのは分かるんですけど、みんな武器持ってんだから少しでも応戦したりしろよ!とか思ったり…。でも、もし自分があの現場にいたら何もせずに誰かが戦ってんのを見てるだけなんだろうなーとも思ったり。あの呆然と立ち尽くしている雑魚キャラたちを見て『スーサイド・スクワッド』のボス戦での苛立ちなんかを思い出したりもしました。でも結局最後はみんなで一致団結して頑張ってたから良かったのかな(鈴木以外)。爆発はイイ感じの爆発でした。

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オムライスを作って帰りを待つ弟君…。

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声優は、岡八郎役のケンコバだけが浮いていたというか、なんか激しく引っかかってしまいましたよ。まず顔と声が全然合ってないし…。声に特徴ありすぎるのか、中の人の顔が浮かんでしまって、声当ててる感丸出しっていうのか、ケンドーコバヤシそのままな喋りでした…。ここは普通に普通の声優さん起用したほうが良かったように思います。岡八郎が一番かっこよかっただけに残念でした…。その他のキャラは、どれも合っていたし違和感なく観れましたー。HGとRGもハマってたと思います。良かった。

gantzo

めっちゃ可愛かった杏さん。

原作ファンに怒られそうですが、これは原作よりも可愛かったのではないんでしょうか。もうキュンキュンしましたよ。ときめきましたー。声優さんは知らん方でしたが、合ってたと思います。そんで、死に方もすごく素敵ですよね。胴体が真っ二つに切断されて死亡! カットは割っちゃってたので切断の瞬間は映ってなかったような気がしますが、やっぱり人体がバラバラになってこそGANTZだなーと改めて思いました。良い死に様でした。興奮した!!

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漫画原作とTVアニメ版はほぼリアルタイムで見てました。それから実写『GANTZ』は映画館で、『GANTZ PERFECT ANSWER』はレンタルで…と、一応は全部観た感想ですけど、原作から派生した映像作品の中では『GANTZ:O』が一番面白かったと思います(かなり文句も書いてしまいましたが)!

「96分で話こんだけ?戦ってるだけじゃん!」という意見もその通りなので、「大傑作!」と言われるとちょっと疑問に思わないでもないですが、キモい敵とグロいバトルを繰り広げる戦闘シーンこそがガンツの魅力だとも思うので、今回の『GANTZ:O』が最高の形だったのかもしれません。

guntz_oppai

大好きだった女体形態が面白く再現されていたところは嬉しかったです。感動しました。むしろ原作よりもっと艶めかしくグロテスクになっていたんじゃないかなー。テンション上がりましたよー。キモい!

gantz_kubi

生肩首のシーンは原作通りでした!サイコー!

o_oppai

二人揃って巨乳!大きさも形も理想的!そして質感がですね、柔らかすぎず!硬すぎず!これがすごく良い!まさに理想的なおっぱいで…ぷるぷるぽよぽよ何度も揺れて………。


おしまい


↑予告

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エロ描写がエグいエロまでいかず”ちょいエロ”程度で留まってしまっていた点も少し不満だったんですよねー。セックス中毒のド変態が登場していたらもっと好きになれたような気もします。個人的にはすごく見たかったんですが、PG12にはキツめのキャラだったし、96分の尺で収めようとすると削らざるを得なかったんですかね…。R18+過激版とか作ってもらえないでしょうか、絶対に観に行くのに…。