邦画しか観ません。

日本映画の感想文。基本的に原作未読で在宅鑑賞。ネタバレしてます!

アクション

『GANTZ:O』感想。(PG12)

おっぱい!生首!妖怪軍団!ということで、エログロも充実していて大満足。
個人的評価:★★★★★★★★☆☆ 80点
GANTZ-O
2016年10月14日公開/96分/日本/映倫:PG12
総監督:さとうけいいち
監督:川村泰
原作:奥浩哉
声の出演:小野大輔、M・A・O、郭智博、早見沙織、池田秀一、ケンドーコバヤシ、レイザーラモンRG、レイザーラモンHG、津嘉山正種、小野坂昌也、津田健次郎、小川輝晃、吉田尚記、梶裕貴

公開から半月以上も経っちゃったんですが、ようやく観てきました。ファースト・デイで安いし、ほかに観たいものも無いし、そろそろ上映終わっちゃいそうだし…と、わりとテンション低めで観に行ったんですが、めちゃめちゃ面白かったですね。ほとんどずーっと妖怪と戦ってるだけみたいな映画でした!!そこが良かったです。原作は連載当時に読んでました。読み返したりもしていなかったので大阪編はうろ覚えの状態でしたが、問題なく楽しめました。

たぶん感想読む人はガンツ知ってると思うので詳しく説明しませんが、「夜にみんなで集まって殺しに行く」物語です。舞台は大阪。GANTZ - Wikipedia

GANTZ-O9

あらすじ

高校生の加藤勝は、地下鉄で起きた事件によって死ぬ。ところが次の瞬間、マンションの一室にいた。加藤はそこで、リーダーが不在の東京チームと一緒に火の手が上がる大阪に転送され、サバイバルゲームに参加することになる。大阪チームと遭遇し、妖怪型の星人軍団=百鬼夜行と戦いを繰り広げる加藤。一人で待つ弟のもとへ生還するため戦い抜く加藤の前に、大ボス“ぬらりひょん”が現れ……。
(以上シネマトゥデイより)

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感想

原作からの改変点がいくつかあり、初心者でもわかりやすくGANTZの世界へと入っていける作りになっていたようです。個人的には原作読んだけど細かい内容なんかはほとんど何も覚えていないような状態だったので、この辺の親切さは嬉しかったですね。ヘタに説明もしすぎずに見れば理解できるような演出でしたし極力ムダを排除していたようにも見えました。世界観イメージは原作そのまま、という印象でした。巧い改変だったんじゃないかなと思います。

GANTZ-O2

まず、画は文句なしでした。全編3DCGアニメーションなんですが、もうこれが圧倒的な映像美。凄かったですよ。CGアニメをそんなにいっぱい観ているわけでもないので、正直よくわかりませんけど、どうやら現時点での世界最高水準らしいです。キャラクターの人間たちはリアルな人間というよりはラブドールに近い質感だった気がしましたが、とくに違和感もなく観れました。背景の街並みなんかもすごくリアルだったし、ガジェット関係はどれもかっこよかったです。それから血の質感もドロドロしてて好みな感じでした。映像は全体的にクオリティ高かったと思います。そして、ここ重要なんですが、女たちがちゃんとエロくて可愛い。スーツはパツンパツンだし、巨乳で美形だし、シコリティ高め。自然に揺れるおっぱいも最高。視覚的には、けっこう満足できました。所謂、眼福映画ですよね、これは…。

GANTZ-O8

ドラマはほぼ無いっていうか、ストーリーは薄っぺらかったと思います…!!あえて削ぎ落としたような印象も受けました。加藤が死んで、部屋に転送されて、それから大阪で死闘を繰り広げ、そして生還する(家では弟が帰りを待っている)。それだけでした…。八割方戦闘シーンです。なんか後半ムリに人間ドラマ入れこんできた感じもしちゃったんですが、あれがないと本当に「戦ってるだけの映画」になっちゃうから必要だったんでしょうかね…。個人的にはドラマ部分をさらに削ってマジで戦ってるだけの映画でもよかったかなーとも思います。とにかくアクションシーンの連続なのでそれだけで十分面白いですし、迫力もありました。

GANTZ-O3

残酷描写は強烈でしたよ。けっこう好きです。とにかくあっけなく人間もバケモノもガンガン死んでいくし、人体破壊も見応えがありました。PG12ギリギリな表現だったと思います…。頭が吹っ飛ぶようなシーンはわりと隠していたり、カメラを引きで遠目から映していたり、あと、人体切断描写は肝心な部分でカット割っていたり、レイティング対策なのか分かりませんが撮り方は工夫しまくっていた感じがしました。「何を映して何を映さないか」という部分は気を使っていたんじゃないかな(当り前だけど)。そこでの引っかかりも感じなかったし上手だったと思います。妖怪は非人間なのでガンガン殺害しています。肉塊の表現なんかは楽しかったですね。終始血まみれの映画でした。

GANTZ-O4

百鬼夜行のごとく大量に登場する妖怪たちは、造形もみんなグロテスクで最高でした。単純に気持ち悪かったし、それぞれ重量感もあり、質感なんかも素晴らしかったと思います。ただ思ったのが、強敵が多すぎます…。ホントに強すぎて、これはどうなんだろう…と。倒した!と思ったら、また次の敵が出現!これの繰り返しなんですよねー。倒しても倒してもキリがない、ってのは分かるけど、ちょっとしつこすぎたような…。連載時でこういう展開になるのは、全然理解できるしアリだと思います。けど一時間半にこう何度も何度もだと、途中でダレましたよ。「またかよ」「もういいよ」「強すぎ」という気持ちにもなってしまい、ここは少し回数減らしたほうが良かったんじゃないかなーと思いました。見ててすごく疲れてしまいました。

牛鬼と対決するガンツロボは登場しただけで「うおおお!すげええ!なんなんだコイツ!」となり、観終わってから「なんだったんだアイツ…」って感じでした。テンション上がったけど、あまりにも唐突な登場と幕引きで…。脚本はだいぶ大味だった気がします。まあ、でも、そんなことどうでもいいのかな。

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後半の感動BGMは、うーん、ちょっと苦手でした。なので少しだけイラついてしまい、そして鈴木のオッサンが「なんか良さげなこと」ばかり言いやがるので、すいません、超鬱陶しかったです。原作でも、たしかそんな感じだったし、ここはたぶんただの個人的な好みの話だと思うんですが、「生きて帰れて良かったね」みたいなあの感じ、それに「命って大切だよね」(そんなセリフはありませんが)みたいな、ああいう雰囲気大嫌いなんですよ。加藤は純粋に正義の人だと思うんですが、鈴木のオッサンこそ偽善に見えました。だってさアイツ敵にぶっ倒されてから終わるまでずっと死んだフリしてたんでしょ?(気絶してたのかも知れないけど)マジで役立たずだし、そのわりには口ばっかり挟んでくるし、具体的な代案出さずに「それはダメだ!」みたいなこと言い出すし、もうムカつきましたよー。最初にムカついたのがどこだったか覚えてないけど、それからずっと批判的な目で見続けてしまったので、細かいところこっちが変に解釈してるだけなような気もしますけど、終盤のオッサンは絶対ヒドかったと思います。とくにマンションの部屋に戻ってからが、妙に善人ぶってて個人的には気に入らなかったですね。マジで百回くらい死んでほしいと思いました。全然活躍しないしさー。そのわりに年長者目線で人生を悟ったような物言いが…。感動よりも苛立ちのほうを強く感じてしまいました。ただの好みの問題かもしれないですが…。

GANTZ-O12

あとねー、人が頑張って必死に戦っているところを安全地帯から「危ないッ!」とか「このままだと…」とか好き勝手言ってんのもちょっと気になりましたよー。「私たちは戦力にならないから…」ってのは分かるんですけど、みんな武器持ってんだから少しでも応戦したりしろよ!とか思ったり…。でも、もし自分があの現場にいたら何もせずに誰かが戦ってんのを見てるだけなんだろうなーとも思ったり。あの呆然と立ち尽くしている雑魚キャラたちを見て『スーサイド・スクワッド』のボス戦での苛立ちなんかを思い出したりもしました。でも結局最後はみんなで一致団結して頑張ってたから良かったのかな(鈴木以外)。爆発はイイ感じの爆発でした。

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オムライスを作って帰りを待つ弟君…。

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声優は、岡八郎役のケンコバだけが浮いていたというか、なんか激しく引っかかってしまいましたよ。まず顔と声が全然合ってないし…。声に特徴ありすぎるのか、中の人の顔が浮かんでしまって、声当ててる感丸出しっていうのか、ケンドーコバヤシそのままな喋りでした…。ここは普通に普通の声優さん起用したほうが良かったように思います。岡八郎が一番かっこよかっただけに残念でした…。その他のキャラは、どれも合っていたし違和感なく観れましたー。HGとRGもハマってたと思います。良かった。

gantzo

めっちゃ可愛かった杏さん。

原作ファンに怒られそうですが、これは原作よりも可愛かったのではないんでしょうか。もうキュンキュンしましたよ。ときめきましたー。声優さんは知らん方でしたが、合ってたと思います。そんで、死に方もすごく素敵ですよね。胴体が真っ二つに切断されて死亡! カットは割っちゃってたので切断の瞬間は映ってなかったような気がしますが、やっぱり人体がバラバラになってこそGANTZだなーと改めて思いました。良い死に様でした。興奮した!!

GANTZ-O11

漫画原作とTVアニメ版はほぼリアルタイムで見てました。それから実写『GANTZ』は映画館で、『GANTZ PERFECT ANSWER』はレンタルで…と、一応は全部観た感想ですけど、原作から派生した映像作品の中では『GANTZ:O』が一番面白かったと思います(かなり文句も書いてしまいましたが)!

「96分で話こんだけ?戦ってるだけじゃん!」という意見もその通りなので、「大傑作!」と言われるとちょっと疑問に思わないでもないですが、キモい敵とグロいバトルを繰り広げる戦闘シーンこそがガンツの魅力だとも思うので、今回の『GANTZ:O』が最高の形だったのかもしれません。

guntz_oppai

大好きだった女体形態が面白く再現されていたところは嬉しかったです。感動しました。むしろ原作よりもっと艶めかしくグロテスクになっていたんじゃないかなー。テンション上がりましたよー。キモい!

gantz_kubi

生肩首のシーンは原作通りでした!サイコー!

o_oppai

二人揃って巨乳!大きさも形も理想的!そして質感がですね、柔らかすぎず!硬すぎず!これがすごく良い!まさに理想的なおっぱいで…ぷるぷるぽよぽよ何度も揺れて………。


おしまい


↑予告

GANTZ コミック 全37巻完結セット (ヤングジャンプコミックス)


エロ描写がエグいエロまでいかず”ちょいエロ”程度で留まってしまっていた点も少し不満だったんですよねー。セックス中毒のド変態が登場していたらもっと好きになれたような気もします。個人的にはすごく見たかったんですが、PG12にはキツめのキャラだったし、96分の尺で収めようとすると削らざるを得なかったんですかね…。R18+過激版とか作ってもらえないでしょうか、絶対に観に行くのに…。

『シン・ゴジラ』感想。

映画素人の感想文です。
深いことはまったく書いてません!

個人的評価:★★★★★★★☆☆☆
gojira
2016年07月29日公開/119分/日本/映倫:G
総監督・脚本・編集:庵野秀明
監督・特技監督:樋口真嗣
出演:長谷川博己 竹野内豊 石原さとみ 高良健吾 大杉漣 柄本明 余貴美子

<あらすじ>
東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。
(以上シネマトゥデイより)

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ようやく観てきました。ネタバレしてます。
最初に書いておくと、面白いと思うシーンはいっぱいあったんですが、後半は正直そこまでノレず…。
序盤はメチャクチャ凄かったしもう本当にサイコーすぎて絶叫したくなるくらい興奮したんですけど、後半の3分の1くらいが「うーん」という感じで…。
ヤシオリ作戦からが個人的にはダメでした。けど、全体的には好きなシーンもいっぱいあった…。

ネット上の評価は大絶賛という印象ですし、勝手に期待値を上げすぎてしまった気もします。エヴァもゴジラもそこそこ好きですが、ファンってほどでもなく…でも、何かものすごい盛り上がり方なので「観ないヤツはバカ」みたいな雰囲気に押され鑑賞!と、あんまり良い観方じゃない気がしますね…。

とりあえず、面白かったところから書いていきます。

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まず、ゴジラの造形は素晴らしいと思いました!!
とくに好みなのは、第二形態ですね。これはマジで大好き。でっかいカタワのトカゲっぽいんですけど、腕もエラもすごくイイ。目ん玉も白く濁っていて…とにかく気色悪すぎ。最高!

もうね、この第二形態(通称・蒲田くん)が完全にエグカワなわけですよ…。動きも本当にキモくって、しかも赤黒い体液を大量に撒き散らしながらウネウネ歩く。ブッシャアアア!!ビチャビチャ!!ぶるぶるぶる!!
このあたりの描写は楽しくって…楽しすぎて、恐怖もあるにはあるんですけど…ニヤニヤが止まりませんでした。

最初に姿を現すのがコイツなんですけど(第一形態はシッポのみの出演)、まず思ったのが「誰だよコイツ…」ってことで、これゴジラだったんですね。
途中まで「敵なの?」「ゴジラなの?」と考えつつ、でもグロテスクな風貌は超サイコーだ!…という感じでした。今回のゴジラは進化します。そんなの知らなかったので本当に良かった。登場シーンは完璧だと思いましたよ!

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そして、会議シーンが最高!!
会議室のシーンが多いんですよね。っていうか会議室だらけの会議室映画ですよ、これは!

海中に巨大不明生物が出現→日本初上陸→海に戻る→進化して再上陸→破壊行為→破壊行為→破壊行為→絶望…
と、おおまかにはこんな感じの流れ(?)なのですが、その間この未知の生物にどのように対処するかひっきりなしに会議しまくってるんですね。このやりとりがメチャクチャ面白い。
セリフ量は膨大で、さらに画面上には大量のテロップ。
ハッキリ言って初見じゃ読めないし、頭に入りません。
情報の洪水です。
怒涛のセリフ量の上、超ハイスピードな早口言葉も多々あり、すいません、正直に書くと、ついていけないシーンがいくつもあったので、こんな感想はちっとも説得力ないですね…。

けど、長ったらしい肩書きや名称の数々にそこまで意味があるとも思いませんでしたし、面白かったですよ。
リピーター続出なのもわかります。もう一回観たいですもん。

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(学界の異端児・塚本晋也監督は素敵オーラ全開!)

ゴジラをぶったおすため政治家・官僚・知識人が連日会議を繰り返すんですが、もうとにかくオッサンの顔!顔!顔!
顔面力って言うんですかね、圧倒されます。
キャスティングが最高だと思いました。
キャスト総勢328人とあって、メイン以外の方は出演量も多くないんですけど、っていうか1シーンのみの出演がほとんどだったと思いますけど、メンツが凄いんですよねー。濃すぎ!
出てくるだけで楽しいし、発見する喜びなんかもあると思いました。まあ、ほとんど確認できずにエンドクレジットで出演者を知った感じなんですが…。

個人的には、犬童一心、緒方明、原一男なんかは、出てる!ってだけで楽しかったですね。あと、出てきてほしい!と思ってたら出てきた光石研と諏訪太郎、これは同時に登場だったので面白かったです。で、一番衝撃的だったのは岡本喜八で、すげえ!と思ったんですが、Wikipediaにフツーに載ってました。
ほかにも顔は知ってるけど名前知らない…みたいな役者さんも大勢出ていて、顔見てるだけでもすごく楽しかったです。

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そして、画の説得力が半端ないんです…。
ゴジラが破壊行為を繰り返した結果、こんな感じ。
ゴジラ上陸の際などの描写はもろに【3.11】で、この瓦礫の山も既視感がすごいですよね。
つまり、ゴジラとは自然災害のメタファーなのは明らかであり、加えて放射能という人的災害を示唆した恐怖の象徴なのだ…ということらしいです。

中盤ではさらに絶望的な大破壊で壊滅状態になっていきます。
そこの絶望感は本当にスゴかった!!
ゴジラが放射性熱線ガンガン吐いて、背中からビーム!
シッポからもビーム!ビーム!ドゴーン!グワアアア!
火炎放射!!ボオオワアアアアアア!!!!!
近付く人間は皆殺し!まさに大量殺戮兵器!もう巨神兵!
大杉漣・柄本明・余貴美子の大御所軍団も一撃で殺害!!
あっという間に閣僚11名死亡(渡辺哲とか手塚とおるとか)。

「日本終わった……」という気分になりました。

この世の地獄…という感じで、もうどうしようもなく無力感でいっぱいになるんですが、しかし、日本は諦めない。
ちなみに、死体は一切見せません。
まあ、でも人が死にまくってんのは一目瞭然。

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その後、みんな死んだので臨時の新内閣が発足。
総理はラーメン大好き平泉成。
ゴジラ研究の第一人者・岡本喜八が残した暗号化資料を解読するため、オタクの高橋一生や市川実日子らが大活躍!
みんなで寝ないで頑張ったら暗号の解読に成功!
そこからゴジラを殺す極限環境微生物のデータを得られ、これを血液凝固剤と一緒にゴジラに飲ませて抹殺することに。
平泉成は土下座とか頑張った!
ということで米軍の協力を得て、いざ「ヤシオリ作戦」へ! 

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そしてゴジラを倒しにかかるんですが…正直このあたりは何もかもがうまくいきすぎてる感じがしちゃったんですよね…。
ひっかかりもなく物事がスイスイ進んでってしまう感じが、ちょっとノレなかったです。アッサリした感じが強くて…。
そこまでの過程で国家が全力を尽くしていることは充分伝わってきましたが、ヤシオリ作戦に関しては計画通りに事がうまく運びすぎちゃってると思いました。

「——この機を逃すな!無人在来線爆弾、全車投入!」

とかは面白かったんですけど、ここから二人の会話、それからラストまではすごく予定調和に思えました。
そこまでが本当に最高だっただけに、なんとなく白けた気分になってしまい、で、ラストのシッポですよ。
あれ何なんですかー。
「えっ…?」という感じでエンドロール。
次作(あるか知らないけど)に繋がるんですかね。ここが議論の対象になるのはわかりますけど、個人的にはなんだかなーという感じ。

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あと『進撃の巨人』で石原さとみが大嫌いになったんですが、今回も受け入れられず。役者の熱演の中で一人だけ浮きまくってた印象です。狙ってこうなんだろうけど、カヨコ・アン・パタースンだけは存在も演技も微妙でした…。
メチャクチャ庵野秀明っぽかったりもしたけど。

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と、まあここまでいろいろ書きましたが、わけわからんことが多かったです。というのは映画が悪いとかじゃなくて自分の理解力と知識量の無さが原因だと思います…。(間違いなく!)
過去のゴジラ映画+国防に関する知識があるともっと面白いんだろうなあと思ったりしました。
そんなの無くても楽しめる映画だし決して必須だとは思いませんが、何言ってんだか分からない状況に苛々してしまったり…そんな感じで、どうしてもちょっとウヤムヤ感が残ってしまいました。なので面白かったんですけど70点!

しかし、とりあえずもう一回映画館で観ておきたい!
…という感じで、好きか嫌いかもわからん状態ですね、今。

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庵野秀明スゴかった。

『HK 変態仮面』感想。(PG12)

主人公は下着泥棒の露出狂。だが正義であれば犯罪行為も許されるのだ! バカバカしくってくだらなすぎる小学生向けっぽいHネタ満載。原作未読。
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆
hentaikamen
2013年04月06日公開/105分/日本/映倫:PG12
監督:福田雄一
出演:鈴木亮平 清水富美加 ムロツヨシ 安田顕 片瀬那奈 佐藤二朗

<あらすじ>
紅游高校に通い拳法部に所属している色丞狂介(鈴木亮平)は、同じクラスに転校してきた姫野愛子(清水富美加)に、一瞬にして心を奪われてしまう。ある日、姫野が銀行強盗事件に巻き込まれてしまい、人質となってしまう。彼女を助けるために覆面をかぶって強盗に挑もうとするも、何とかぶったものは女性用のパンティーだった。ところがその瞬間、これまでに感じたことのない感覚が体中をよぎり……。
(以上シネマトゥデイより)

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とりあえず、このビジュアルがマジでサイコーだ!!

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続編も無事公開されていたようなので、いまさら一作目の感想です。
これからは古い映画の感想も書いていきたいので、タイムリーじゃない作品が増えていく予定です(どうでもいいですね)。

ということで『HK 変態仮面』ですが、マジでサイコー。
大好きですよッ!!
しかし世代的に(?)原作はまったく読んだことがなかったです。超インパクトのあるコスチュームなので存在だけは知っていましたが、古本屋で何度か見かけて「なんかクサそうな漫画だな」と思ってた程度の思い入れ。
映画も公開当時はあまり興味が持てず、『TOKYO TRIBE』での鈴木亮平の怪演を見てからのDVDが初見でしたー。初めて観た福田雄一作品もこれです。なんとなく感覚的には『電人ザボーガー』に近いものを感じました。
想像以上に面白くおバカな仕上がりで感動しましたよ!

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まず、鈴木亮平がすごく良い!(これ主演作全部に言ってる気がしますけど…)
肉体も動きもがキレッキレで素敵な仕上がりになってました。
いまでこそ所謂肉体派俳優みたいになってますが、世間的にも鈴木亮平の裸体へのファースト・インパクトは本作ですよね、たぶん。
主演作のハズレが少ない俳優さんだと思います。
『TOKYO TRIBE』も『俺物語!!』もそうなんですが、どの作品もホントに全力。
体を完璧に仕上げてくるところなども含めて、なんか作品にちゃんと向き合ってる感じがして好感度高めです。役者が職業なのでそれが普通だとも思いますが、誠実そうでチャラい雰囲気があんまりないところが好きです。なんか厭味がないですよね。

脚本に小栗旬が参加してるんですが、主人公が小栗旬だったら……全然ダメ、というか個人的には好きになれなかった気がします(マジで余計な一言)。

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ヒロインは清水富美加さんという…全然知らない人でした!
転校してきた姫野愛子(清水富美加)に色丞狂介(鈴木亮平)は一目惚れ。
その後、彼女は所属する拳法部のマネージャーとなり、下校途中、銀行強盗の人質にされてしまう……というなんとも漫画みたいな展開。
文句を言いたいところですが、豪快なご都合主義も、過剰でコミカルな演技も「原作がギャグ漫画だから」ってことですべて許せてしまえた気がします。
それにそもそもの設定が荒唐無稽だし。変態だし。
で、そういう強烈なわかりやすさが面白かったりもするんですね。

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銀行強盗の人質となった愛子を助けるため、銀行の建物内に侵入した狂介。
覆面を被って変装し、強盗を倒そうとするのですが…間違えて女性用パンティを被ってしまう!
その瞬間、狂介の奥底に眠っていた変態の血が覚醒。
人間の潜在能力を極限まで引き出した超人「変態仮面」に変身するのでした。
ここの状況説明はギャグにもなっており面白かったです。
冒頭で語られるのは狂介の両親が変態だったということ。

母は、SMの女王様。
父は、そういうプレイが好きな人。


つまり、色丞狂介が変態なのは「血」が原因だったのです。

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ひょんなことから変身する能力を手に入れた狂介は銀行強盗を撃退。
それからは町のダニどもを退治することに精を出すことに。
変態仮面の善行はニュースとなり、やがてヒーロー的存在へとなっていきます。
そしてある日、狂介の高校に道場破りがやって来たことで、奴らと変態仮面との闘いが始まっていくのでしたー。

ここからは変態仮面が倒していく敵キャラを雑に紹介していきます!

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大金 玉男(おおがね たまお)。大ボス。登場する変態はすべて奴の手下。
最初に登場する敵。一度倒した後ラストに巨大ロボで再戦。本気でキモい。

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真面目仮面。第一の刺客。
学校の規則に違反する生徒に天誅(殴打)を与える奴。喋り方がウザい。

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さわやか仮面。第二の刺客。
さわやかに水を飲んでさわやかに水を浴びてさわやかなサーフボードで攻撃。

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男気仮面ホントの名前はモーホー仮面。第三の刺客。
ただのホモ。登場して胸にキスするだけ。倒される場面は省略される。

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ほそマッチョ仮面。第四の刺客。
ほそくないしマッチョでもないし仮面でもない。一撃でへたりこんで終わり。

刺客たちのシーンは狙いすぎていてさすがにちょっとなあ…とも感じたのですが、テンポがいいので退屈などはなかったです。
特殊メイクのクオリティは、「あえて」これなんだと思いますよ。

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最後に登場する刺客は安田顕でした。彼に関してはずっと面白かった。
教師として学校にやって来るのですが、実は偽変態仮面だったのです!
変態仮面の名前を語り変態行為(スカートめくりなど)を繰り返す安田顕。
そんなわけで変態仮面と戦うことに。

コミカルな変態仮面に対して、偽者は肉体の中年っぽさもあって18禁レベルなキワドい瞬間も何度かありました。描写はひたすらアホっぽいSMもの。
戦ううち次第に「変態とは何なのか」という一種哲学的な難問へと会話は進み、結果、偽者に変態の度合で上回られた変態仮面は「俺はノーマルなのかもしれない」と悩み、敗北してしまうのです。
そして変身できない体になってしまいます。
しかし挫折したことを最後にはエクスタシーへと昇華させ変態仮面はさらにパワーアップするのでした、と…何が何やらな感じも否めないのですが、ともかく「変態であればあるほど強いなどという法則はどこにも存在せん」という当り前のことに気づいた主人公は、再び安田顕と対峙することになるのです。

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もうこんなのダメでしょ。

基本的に変態仮面が敵をやっつける方法は、おいなりさん(金玉袋)を敵の顔面に押しつけたり擦りつけたりギュウギュウやって倒すというもの。
最初っから攻撃方法は凄まじいんですが、対安田顕戦では『少林サッカー』ばりに「ありえねー!!」な描写が続き、最終的には「スピニングファイヤー!」で、二人してクルクル回って空中戦!ということを書いていてもサッパリ意味がわからないと思いますが、実際そうなるのでしょうがない。とにかく最高。

これに勝利した変態仮面は大ボス・大金玉男との闘いへと突入していきます。
敵は巨大ロボットに乗って校舎をぶっ壊しているのですが、「好きな女子のパンツをかぶればやっつけられる」と、真面目な論理をかます主人公。そんな彼にパンティを脱いで差し上げるヒロイン…。ここは感動的なシーンです。
なんですが、うーん…惜しい感じがしました。正直、ここは微妙だ!
できればパンツ脱ぎシーンは何かもうひと工夫欲しかった。

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ヒロインが可愛いか否かという問題ですが、可愛く描けているとは思いました。けど、まったく好みではなかったです。ピュアっていうか、ウブっていうか、苦手までいかないけど、あんまり興味は出ませんでした。それにハッキリ言ってこの中盤の妄想シーンはもろにロリコン向けって感じで、まあギャグなんですけど…PG12以上に危険な雰囲気がありましたよ。なんかリアルな女のコすぎて…。
個人的にはここに一番変態っぽさを感じました。
美少女ですが、そこらへんにいそうな可愛い高校生だと思います。
彼女は妙に生々しすぎて、自分は気乗りせず。

そんな感じで、大好きなシーンも多いのですが、そうじゃない部分もあるよ!というフツーの感想文になりました。
でも、頭カラッポでこういう映画をだらだら見るのは本当に楽しいと思います!

あと、タイトルクレジットは『スパイダーマン』オマージュ全開なんですよね!
中盤もスパイディのようにビルの間を飛び回っていたりして、あとは白い糸さえ出せば完璧という感じでしたが、キツい下ネタは控えたような感もありました。
全編変態な内容なんですがだいたい小学生が考えたような変態っぽさ

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最後は主人公のチンコのデカさにヒロインがビックリして、幕。

『25 NIJYU-GO』感想。(R15+)

東映Vシネマ25周年記念作品ということで、思いっきりVシネマでした!とにかく痛快!エロ!バイオレンス!大爆発!!
登場人物ほぼ全員死亡。

個人的評価:★★★★★★★☆☆☆
Nijyu-Go
2014年11月01日公開/102分/日本/映倫:R15+
監督:鹿島勤
出演:哀川翔 寺島進 温水洋一 高岡早紀 竹中直人 石橋蓮司 大杉漣

<あらすじ>
西池袋警察署の悪徳刑事コンビ桜井慎太郎(哀川翔)と日影光一(寺島進)は押収した金の行方が問題となり、不明金の提出を命じられていた。困った二人は巨額年金横領事件の報道を知り、容疑者の九十九信夫(温水洋一)に目を付ける。九十九は横領した金の大半を使い込んでいたが、残金25億円を狙ってヤクザ、チャイナマフィア、腐敗した警察組織らがし烈な強奪戦を繰り広げていく。
(以上シネマトゥデイより)

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日本よ、これがVシネだ!

キャッチコピーは「現金25億、悪党25人、誰が生き残る?」でした。金を巡った争奪ゲーム!ってことですが、思ってたより真面目な抗争でしたよ。
正直、「哀川翔は生き残って、あとは全員死んでくれ!」と思ってたのですが、ほぼそういう展開だったので気持ちがよかったです。25人もいたかな…?と、観終ってもあまり印象にない雑魚多数。

自分は90年代のVシネどっぷりというわけでもないんですが、観てると「あーVシネっぽい!」と激しく懐かしくなるシーンはたくさんありました。

Nijyu-Go6
小沢仁志・和義(実兄弟)はヤクザの兄弟役で出演。

いろいろ面白かったんですが、まずメンツが最高!
売れっ子アイドルが出演してるわけでもないですし、完全にVHSを見てた中年層向けの渋めのキャスティングだと思います。
若い人も一応出てますが、見せ場はほとんどオッサンばかり!
主演はVシネの帝王こと哀川翔。この人以外に成立しなかったと思いますよ。(竹内力がおかしな変顔俳優になったので)

Nijyu-Go9
(画像左は寺島進)

とりあえず、この悪徳刑事二人のバディ感がすごくイイ!
軽快なノリも楽しかったし、息が合ってる感じが伝わってきました。
そして温水洋一の扱い方(いじめかた)がとにかくうまい!
温水洋一が横領した金を巡って話が展開していくんですが、二人との出会い方がまず最高! よそ見運転中、ぬっくんにドカッと車を当てちゃうんですよね。
そして、たまたま読んでいた雑誌に載っていた横領犯の顔とフロントガラスに張りついてるハゲの顔が「あれ、同じじゃねーか、こいつ横領した犯人だ!」ということになり、「ラッキー! 金奪おうぜ!」という感じ(笑)。そのままフロントガラスにぬっくんを乗せてヤクザから逃走! すごい!

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哀川翔「神は俺たちを見捨ててなかった…!」

やや強引なご都合主義っぽい流れなんですが、面白いので問題ないですよ!
というか、Vシネってこんなストーリー多いよなあ…と、しみじみ感じました。
【尻を撫でまわしつづけた男】こと温水洋一は一貫してコミカルな演技でひたすら挙動不審、気の弱い感じは『痴漢日記』のガム男っぽくもありました。
こいつが頼った相手が通いのクラブのオーナーである高岡早紀だったのですが、逃げるためにヤクザを紹介してもらったことでぬっくんは命の危機に…。
偶然にも哀川翔たちの車に連れ去られたことでなんとか助かったものの、それからは金に群がる人間たちに追われるハメになっていきます。

Nijyu-Go5

個人的に一番好きなキャラは、岩佐真悠子が演じるこの女。
セックスしてブチ殺されるためだけに出てきたような女性でしたよ!(半グレ集団に話を回すという重要な役割もあったけど)
『受難』(という狂った映画)で道路を裸で走ってた人ですが、今回も全裸。脱いでたのはこの人だけだったし、最も残酷(?)に殺されたのもこの人でした。
【過剰な性と暴力】こそVシネだ(と勝手に思っているので)、脱いで喘いで大量に血を流したこの女性は絶対に必要だったと思います。そのため激しく印象にも残りました!
いろんな死に方ありますが即死はやっぱり清々しい。
ということで今後も岩佐真悠子さんには期待したいです。
(ちなみにオッパイはあんまり見えませんでした)

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ショットガンで撃ち抜かれた後頭部(わかりづらいですが)。

過激なスプラッター描写なんかはなかったように思います。
しかし、けっこうバタバタ人の死ぬ映画でした。
ほとんどの人が銃弾で死んでしまうんですけどね…。

印象に残った死にざまは以下の3つです。

Nijyu-Go10
額を撃ち抜かれても倒れずに座位で死亡する竹中直人。

Nijyu-Go11
お金大好き女・高岡早紀は25億と一緒にバズーカ砲で爆死。

Nijyu-Go12
階段でスッ転んだ嶋田久作は首吊り自殺のような事故死。

竹中直人は今回おもしろ演技を封印していて終始渋めな印象。
ガンガン撃たれてもまったくビビらず直立不動だったりして、銃弾を避けないのってやっぱりカッコイイ!と思いましたよ(初期のキタノ映画みたいだった)。
攻撃方法もリムジンからダイナマイトをポイポイ投げるというもので、そこも面白かったです。そして、ちゃんと日本語の上手なチャイニーズに見えました!
説得力のある演技だったし、死にざまはこの映画の中で一番好きです。高岡早紀も嶋田久作も、ちょっと厭味な役で…死ね!と思った瞬間にアッサリ死ぬし、爽快感もありました。
わりとみんなこれ見よがしじゃなくさらっと死ぬところが素敵でした。

Nijyu-Go7
ここってなんかのオマージュなのかなー。

中盤の銃撃戦で死亡した寺島進の死が哀川翔を復讐に駆り立てます。哀川翔といえば自分の中では復讐の鬼!
なので、この辺からテンション上がりました!
ラストの全面戦争はヤクザ・半グレ集団・チャイナマフィアが廃墟に大集合!
それぞれが現れるタイミングもちょっと面白かったです、セリフを合図に突入!
集合場所が廃墟ってのもなんとなく懐かしい!
まあ、とにかく派手にいろんなもん爆発させてバンバン撃ちまくってるので、ここでの戦いは楽しかったです。
結局、翔さんは最後に復讐を果たすのですが…守りたかった人物を目の前で撃ち殺されてしまう! ここがすごくイイ!
予定調和じゃない部分もちゃんとあります。
新世代のVシネ俳優(ってほど本数ないけど)波岡一喜もがんばってましたよ!

Nijyu-Go13
最後は大杉漣にヤキ入れて終わり。熱帯魚は不穏なイメージ。

そんな感じでツッコミどころも少なくないんですが、好きな映画です。
なんだか90年代っぽくて楽しかったですよ。
菅田俊と工藤俊作は死ぬためだけに出てきたし、石橋蓮司はまたいつもと同じような偉そうな役で…首元を刺されて死んでました。
本当にみんな死ぬなあ…と感心しました!
あと、ラストシーンで哀川翔が言う「やめねえよ」って台詞が印象に残ってます。
話の流れ上「警察やめねえよ」なんですが「Vシネやめねえよ」なのかなー、と思ったり…。

難波さんのエンディング曲は超ダサいと思った!(ただの好みです)

Nijyu-Go3
「狂い咲き」風な殺し屋の正体がハゲデブ芸人で残念…。
 

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『ソレダケ/that's it』感想。

中学生魂が炸裂してしまった!みたいな怪作でした。
簡単に説明すると、染谷将太が綾野剛を殺しにいく話。

個人的評価:★★★★★★★☆☆☆
soredake
2015年5月27日公開/110分/日本/映倫:G
監督:石井岳龍
出演:染谷将太 水野絵梨奈 渋川清彦 村上淳 綾野剛

<あらすじ>
大黒砂真男(染谷将太)は戸籍を奪われたために、いつまでもどん底の生活から抜け出せずにいた。何とかして日の当たる場所に脱出しようと考えた彼は、裏社会の調達係として知られる恵比寿大吉(渋川清彦)が使っているコインロッカーから財布を強奪する。そこには個人情報が詰まったハードディスクが入っており……。
(以上シネマトゥデイより)

soredake2

【本作の見どころ】
1.冒頭の追いかけっこ。
2.まったく痛そうじゃない拷問シーン。
3.戦闘前の念入りなオモシロ下準備。
4.ヘンテコリンな殺戮パーティー(ここクライマックス)。
5.生前の吉村秀樹(bloodthirsty butchers)が拝める。

soredake11
これが石井岳龍だ!!

主人公はクズ親父に戸籍を売られちゃった染谷将太。
戸籍がないってことは世界に存在してないも同じ。
おれは生き返るため、戸籍を取り戻すぜ!!
I live, I die, I live again!!…っていう話(と勝手に解釈)。

とにかく「おれはこういうのがやりたいんだよ!」的な熱量が凄まじかった。
なので、ダサいとかカッコワルイとかダメな部分込みで面白かったです。ハッキリ言って『生きてるものはいないのか』とか『シャニダールの花』なんかに比べたら、ものすごく好き。
石井岳龍監督の最高傑作だと思います(石井聰亙作品は含まない)。コンセプトは音楽と映画の融合ということらしく、ギャンギャン鳴り響くブッチャーズが気持ちよすぎました。

soredake3

とりあえずキャラクターの名前すごすぎ。
こういうところに石井聰亙を感じます。

大黒砂真男(染谷将太)
南無阿弥(水野絵梨奈)
恵比寿大吉(渋川清彦)
猪神楽彦(村上淳)
千手完(綾野剛)


soredake7

物語は染谷将太がコインロッカーの財布を盗み出すところから始まります。
そこへ都合よく現われる渋川清彦。
「おれの財布返せ!」ってことでチェイスが始まり、二人とも全力疾走! 追うものと追われるものを交互に撮りつつ、ひたすら追いかけっこ。
途中スプリット・スクリーンなんかを挟みながらカメラはぐらんぐらん揺れて、勢いと疾走感が凄かったです!
ここのシーンは3分くらいあるんですけど、ほぼブッチャーズのPV状態。音楽ガンガンでカッコイイ!!しかし、尺長いな、と。

この盗んだ財布に重要な戸籍情報の詰まったディスクが入っていたため、染谷将太は謎の二人組に拉致されて拷問されるハメに…。

akunokyoten
画像は『悪の教典』より

ちなみに、ヒロインは『悪の教典』で伊藤英明にパンツを脱がされた後屋上からポイッと落とされて、死んだけどラストで蘇えってた(?)水野絵梨奈さんです。

soredake4
絶対ダースベーダー意識してたと思うんだよなー。

盗んだもん返せよ。
ありか言えよ。
じゃないと拷問するぞ。

…と正論っぽく拷問開始。

soredake5
まず、染谷将太の右手が万力でグチャア!

soredake6
そして、水野絵梨奈の爪にナイフがグッサリ!
(ここも画面二分割)

こういう描写があるだけでも個人的には大変嬉しいんですが、うーん、でも、ここのシーンはショボかったです。
ちっとも痛そうじゃないし、恐くもないし…。
万力っていう凶器は『カジノ』みたいでちょっとイイんですけど!!
でも、手を挟んでるだけなんですよね。
骨が折れてるような効果音もあるんですが、痛みは伝わってこなかった。
爪も、剥がしてる感じはなかったです。
指の上に乗っかってるものを持ちあげてるだけに見えました。

soredake12

…というような不満もあったのですが、ラストで全部解消!
敵のアジトに乗りこんでからが面白すぎました!
綾野剛を殺しに行くんですけど、もうなにからなにまで最高!
ゲーム感覚でバンバン人が死んでいきます!
全員銃殺!
ラスボスの部屋までの廊下を柱から飛び出てくるザコを殺りながら進みます!
染谷&水野の二人が明らかに乗り物で移動していたりして、本当にすごい…。
腕がもげたり頭が弾けたりっていう人体破壊の描写は絵で表現!なんなんだこの映画!すげえ!バカだ!感動!

soredake8
もちろん生首も飛んでましたよ!

アジトのそばの茂みで戦闘準備を始めるんですけど、ここも大好きでした。
体中に泥を塗りつけて、銃を手に固定して…。
「殺すぞ!がんばって殺すぞ!ぜったい殺るんだ!」って感じですね!
俯瞰撮影での雄叫びにライオンの鳴き声(?)アテてたりして、もう爆笑。

そして、渋川清彦とムラジュンの二人と合流し、四人で綾野剛の部屋へ。

soredake13
いろいろあって最後は水野絵梨奈を人質に取られ四つどもえ(?)状態に。

soredake14
勝負は一瞬! タランティーノみたいだ!!!!!!

soredake15
全員死亡(してないけど)。綾野剛すごすぎ。

…ということで、めちゃくちゃ面白い映画でした!
大好きですよ!!!!(主に銃撃戦が)
それからこの後、綾野剛はちゃんと死にます!
こういうの(人死に)が好きな人にはオススメです!
思ってた以上にB級アクション満載だったのでビックリしましたー。

本音をハッキリ書くと、途中までは強烈に退屈だったんですけどね☆

soredake9

オープニングのシーンは黒バックに声のみで、

「お前は死んでいる…」

「おれはァ、まだァ、死んでないぃいッ!」

というもの。

吉村秀樹は死んだけど、音楽は死んでないぜ!ってことなのかな。

soredake10
この眼が超好き。

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やっぱり石井聰亙といえばこれだ!!!!!

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