邦画しか観ません。

日本映画の感想文。基本的に原作未読で在宅鑑賞。ネタバレしてます!

ロマンス

『なま夏』感想。

ゆうばり映画祭でグランプリを受賞した吉田恵輔の監督デビュー作。同年『机のなかみ』と同じく、自慰・流血・女子高生な恋愛映画。濃厚。
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆
namanatsu
2005年01月28日公開/57分/日本/映倫:---
監督・脚本・編集:吉田恵輔
出演:蒼井そら 三島ゆたか 成神涼 坂本あゆみ 三島佳代

<あらすじ>
中年サラリーマンの益雄は、通勤電車で一緒になる女子高生の杏子に恋をしており、盗撮した彼女の写真を自室の壁一面に貼っていた。妹にストーカー呼ばわりされ逆ギレした益雄は、盗聴器を仕込んだプレゼントと手紙を渡して杏子に告白するが、陰で悪口を言われていること知ってしまう。通勤電車でナイフを手に杏子に痴漢行為を働くものの、後ろから押されナイフが彼女の背に刺さってしまった。自殺を図るが未遂に終わった益雄は入院となり、すでに入院していた杏子と同室になった…。
(以上allcinemaより)

namanatsu2

『ヒメアノ~ル』が高評価を受けているようなので見直してみました。ストーカーじみた片想いに狂う青い三十代の恋物語。

純愛映画といえば日本では(御涙頂戴系)難病モノなんかが主流ですが、本作の主人公はチビ・デブ・ハゲの三重苦を抱える中年サラリーマン。当然彼女がいるわけもなく友人さえもいない。おそらく童貞。時期的に『電車男』との比較もあったようですが、こっちはホンモノ。ガチのブサメン。
この主人公・益雄を演じるのが吉田恵輔作品の常連俳優である三島ゆたか。そのサエないビジュアルからキャラ設定への説得力は抜群でしたよ!

たいていの映画では、クズな主人公も挫折や葛藤を経てなにかしら成長したりするもんですが、本作ではそれがなく、結局最後まで転がり落ちるだけ。
吉田恵輔がときおり見せる不快感を濃縮したような、救いのないような脚本でした。

namanatsu3

恋焦がれる相手は毎朝通勤電車で乗り合わせるだけの女子高生です。出会う場面は描かれず、序盤から圧倒的な生々しさで恋に狂っている主人公。

まずはオープニングから凄い!(キモい!)
タオルケットをかぶった益雄が顔を歪めて自慰に耽るというもの。
小汚い中年男のリアリティ、これがとにかく惨めで泣けてくる。
そして壁一面には意中の女子高生を隠し撮ったであろう写真がドッサリ。
まあ、傍から見れば変態なんですが…。
本人的には純粋に恋してるだけなんですよ!
画面に漂う素晴らしいボンクラ感。恋に狂ったキチガイはみんな写真を壁に貼り付けるけど、ふすまに貼るというのが日本的ですごく良い!
しかも実家暮らし。この閉塞感がなんとも言えません。

ヒロイン杏子役には前時代のスーパーAV女優・蒼井そら。
ちなみに本作はピンクでもポルノでもなく彼女はまったく脱ぎません。

namanatsu4

杏子は歯科助手のアルバイトをしています(職業のチョイスがエロすぎ)。
益雄は仕事が終わると、杏子の生活を監視する日々。
そんなある日、妹が彼氏を家に連れてきます。
その際に自室のキモいストーカー写真を見られてしまい、「好きだったらいいかげん告白しなさいよ!」と妹から説教を喰らってしまいます。
ムカついた益雄は杏子に告白することを決意するのでした。

翌日、彼女にプレゼントと恋文を渡すのですが、これがホントに最低。
クマのぬいぐるみに盗聴器を忍ばせるクズな主人公・益雄。
彼女にどうにか物を受け取らせ、その場を離れるとすぐさま盗聴。
すると、手紙を読んだ彼女が「きもちわるい」と言っており、渡したプレゼントは投げ捨てられてしまう…。そのことでトイレで号泣する益雄。ここのドキドキ感は楽しかったし、追い打ちのように壁のラクガキにバカにされる演出も面白すぎ。

namanatsu5

彼女にふられたことで5日も会社を無断欠勤するダメ人間・益雄。
そして歪んだ愛情はさらにクレイジーな方向へ。
「こんなに愛しているのに、ひどい!」(とは言ってないが、そんな感じ)
逆恨みから益雄は彼女への復讐に向かいます。

とんでもなく身勝手!でも、こういう奴は絶対に現実にもいるはず!

復讐の方法は、電車に乗って、ナイフで脅して、彼女を痴漢!
欲求がストレートすぎて…嘘のないところは好感度大だ!(しかしクズ!)
そして、まんまと生尻を触れたものの、彼女の背中を刺してしまいます。
刺されたショックで失禁する杏子。足元の溜まりに滴り落ちる血。

ここすごくエロいんですが…発想がどうしようもないし、なりゆきも最悪!
本当にこいつには死んでほしいと思いましたよ!!

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で、死のうとする主人公。
罪悪感から廃墟にて自殺を試みます。
しかし、首を吊った瞬間に「やっぱり死にたくない」という想いが爆発!
ジタバタ暴れた結果、運よくロープがほどけ地面に着地。

(死ねよ!ちゃんと死ね!)
ここ超面白かったけど!

namanatsu7

落っこちて転んだ拍子に細めの鉄パイプが首筋に刺さってしまいます。
ここで吉田恵輔が塚本晋也から受け継いだ【人体から鉄片】という秘儀を披露。
さらにこの鉄パイプの穴から血がドロドロ吹き出すという滑稽さ。
痛そうだし哀れだし面白味もあり、このシーンは地味だが最高だ!
ごく自然に「いででででで」と唸ってしまう三島ゆたかも巧い。

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首を怪我したことで入院することになった益雄。
なぜか知らないけど偶然にも杏子と同じ病室に!
しかもすぐ隣のベッドって…都合良すぎるぞ!

まあ、でもここからようやく二人の健全な交流が始まっていくのです。
お菓子やマンガなどを与え合うことで徐々に仲良くなっていく二人。
マンガのチョイスなんかはお互いの人柄が出てて良かったと思います。
(『ジャイアント台風』『餓狼伝』『ときめきトゥナイト』『恋愛カタログ』など)
顔を合わせることはありません。
カーテン越しに腕だけ出し合って会話するという奇妙な関係性。
主人公は顔を見られたら痴漢の犯人だとバレてしまう、しかし杏子と話がしたい。そういう微妙な感情がよく表れていたと思います。
顔見られたくない!っていう場面はもうすこし早い段階で入れてほしかったけど、このあたりは幸福感もあり、楽しかったですよ。
音楽もひたすら軽快でウキウキ感を煽るもの。

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しかし、杏子の元カレが病室にやって来たことで幸せな日々も終わってしまうのでした(元カレはフツーに浮気している軽薄な奴)。ここはちょっとエグめ。

夜中性欲を満たすため訪れた元カレがエロいことをしつこくせがみます。
しょうがなく口でヌいてあげる杏子。
それをカーテンの隙間から見てしまった益雄は絶望し号泣。
そして泣きながら服を脱ぎ、オナニー。(キモいが切ない!)
彼女の制服(?)に着替え、杏子の前に姿を現す益雄。
シーンが変わり、唐突に益雄の自殺シーン。
<おわり>

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わかりにくいですが、誰かが首吊ってるラストショット!(たぶん主人公)

とにかく結末がいきなりなんですよね!!
途中までじっくり丁寧に描いている感じもあり、面白かったですよ。
けどラストがちょっとわかんなかったです。
言わんとしていることは分かりますが、最後の急ぎ足感がどうしても気になりました。なので、もうちょっと長く見たかったという感じ。

基本的には不完全で愚かな人間がいてこそ映画は面白くなると思ってるタイプの人間なので、こういう主人公は全然アリでした。
とは言っても、こいつが生き延びてたら胸糞悪くなったような気もします。
そのため最後に自殺という選択は間違ってないと思いましたよ!

『さんかく』『純喫茶磯部』『机のなかみ』そして本作と、一方通行な片想い映画ばかり撮っている監督ですよね。恋は成就しないという価値観なんでしょうか。好きだなー。

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幼い頃に友人の姉を見て女子高生に憧れた主人公だったのでした。

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これも男が破滅していく話でしたー。最高に面白い。

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吉田恵輔だったら個人的にはこれが一番好きなんです!!

『orange −オレンジ−』感想。

胸キュン恋愛映画かと思ったらSFでした。若干ときめきましたが、泣かせ演出が多すぎて…。原作未読。
個人的評価:★★★★★☆☆☆☆☆
Orange
2015年12月12日公開/139分/日本/映倫:G
監督:橋本光二郎
出演:土屋太鳳 山崎賢人 竜星涼 山崎紘菜 桜田通 清水くるみ

<あらすじ>
高校2年生の高宮菜穂(土屋太鳳)に、10年後の自分から手紙が届く。そこには、26歳になったときに後悔していることが数多くあること、転校生の翔(山崎賢人)を好きになるが、彼が1年後に死んでしまうことがつづられていた。当初はイタズラだと思った菜穂だったが、手紙に書かれていることが現実に起こり始める。菜穂は後悔しないため、そして翔を救うために行動を起こす。
(以上シネマトゥデイより)

Orange2
パラレルワールド映画です。

まったく予想外の不思議系SFだったのでテンション上がりましたー!
まあ、なんかやりつくされたような題材なんですが、何もない恋愛映画よりは得した気分になれる気がします!
今回も予備知識ゼロで観ました。
わかってたのは主演が『まれ』の人で恋愛映画ってことだけ。
(女子高生が登場する映画はとりあえず全部観たい)

Orange3

未来からの手紙により10年後の自分が後悔していることを知った女子高生が、大切な人を救うため運命を変えようと奮闘する青春群像劇。
10年後、山崎賢人は死んでます。
それを知った土屋太鳳さんが「その運命、変えてやる!!」と一生懸命頑張る話。

Orange4
手紙はこんな感じ。元ネタ考えた人が一番エラい。

前半はけっこう面白かったですよ(初っ端から決定的な凡ミスを犯しますが)。
「○○後悔してる。だから○○して!」という内容の手紙(指令)が26歳の自分から届き、ミッションをこなしていく菜穂ちゃん。
書かれていることを一生懸命こなしていくのですが、未来が徐々に変わり始めパラレルワールドに入りこんでしまいます。
それからは自分で考えつつ行動…。
しかし後悔を消せなくて…そのことで後悔したりもします!
わりとウジウジ系の主人公。

Orange11
耳打ちみたいなキスシーンは良かった。

土屋太鳳って人は演技が上手いのかヘタなのかよくわかんなかったのですが、なんとなく一生懸命さは伝わってきたし健気で一途な処女感がしっかり出てたので好感を持てました。
なので途中まで「菜穂ちゃん頑張れ!翔死ぬな!」と応援できた気がします。
手紙が届いても最初は「なにこれ?」って感じで信用しません。しかし、それがガチだと気づいた時のリアクションが「やだ、なんか怖いッ!」なのも良かった。

Orange14
お母さんが亡くなり鬱っぽくなった末自殺した成瀬翔さん。

舞台は長野県です。
翔(山崎賢人)は東京からの転校生&イケメンなので校内では程よくモテモテ。先輩(真野恵里菜)に告白されて付き合って、しかもアッサリ捨てちゃう。
リア充爆ぜろ!的な展開なんですが、実は暗い過去が…。前の学校では周りに溶け込めず友達ができなかったみたいです。

死ぬ運命の人だからか、あまり否定的には見れませんでした。
そして、ところどころキュンキュンしたりもしました。
女子目線っていうか、主人公目線で見れた気がします。
「後悔したくない」という想いへの共感が大きかったためかもしれません。

Orange6

山崎賢人は『L♡DK』『ヒロイン失格』そして本作と、三作続けて恋愛映画。
そして、三作続けて花火見てます!(ここはちょっと面白い)
もうこの描写も完全に定型化してきている気がします。
花火見てれば女子中高生は感動するものなんでしょうか…。
前二作はここでキスシーンでしたが、今回はありません。
その代わりに【手を繋ぐ】というドキドキ感を描いてました。

Orange13
ちなみに、お母さんは薬いっぱい飲んで死んでましたよ!

翔の母親が負の要因みたいなもんなのですが、病気で苦しんでたりして一応はいろいろと悩んだ挙句の自殺だったようです。
正直これは理由付けのみの安易な解決手段に思えました。
「お母さんが病気だったんだ…」とか、ずるい。
そりゃつらいに決まってんだろ!としか思えないし、大袈裟に長々と喋らせるようなことですかね…(そういう映画は山ほどありますが)。

Orange7
翔の抱えている重いもの(悩み)を皆で支えるという超わかりやすいシーン。

仲良し六人組は悪くなかったと思いますよ!
後半になると、みんなで協力して翔の死を食い止めたり、みんな頑張ってた!
自分の身近にこんな人たちがいたらもちろん鬱陶しいですが、「翔が死ぬ」ってことを知ってからはそれぞれ熱い友情が丸出しになってて面白かったです。
とくに体育祭なんですけど!
…見ているだけでも恥ずかしいようなセリフが飛び交ってて、リレーの最中の翔への伝言ゲームとか赤面ものでしたよ。
恥ずかしいんですけど、でも、なんか良かったです。
青春だなーと思いました。
その際の口パク演出も、一周回って面白かったです。
「未来で待ってる」って、『時かけ』なのかな…。
学園モノSFなので影響は多少あったと思います。

Orange5

しかし、肝心の(?)SF描写は全然ダメ!!
映画全編通して最も不満な点ですよ!
現在と並行して10年後の未来も描かれています。
観ている間ずっと気になっていたのは【手紙がどうやって届くのか】だったのですが、切手貼って、缶に入れて、土に埋めて…おわり。
「届くといいね…」「うん」

えええ………。

届くわけないだろ!!
さすがに都合が良すぎます!
一番気合い入れて撮るべきシーンだったと思うので残念!
というか、そもそもここは説明する描写が、ほぼ無い。想いが届いて奇跡が起きたにしても、もうちょっとちゃんと念じろ!
SF(すこしふしぎ)要素が圧倒的に不足していると思います。
トンデモない仮説でもいいから、せめてやる気だけは見せてほしかった。
ここの説得力がないと、もう全部ダメ!とも思えてきます。

Orange10
まあ、夕陽がキレイだったから、いいか…。

描かれるのは健全な青春ばかりでした。
好きなシーンもあるにはあったんですが、全体的な印象はかなり悪いです。先に待っているのが”好きな人の死”なので、一貫して哀しげな雰囲気なのも、だいぶキツかった…。
【哀しげミュージック】がほぼ全編に渡って多用されており、副音声で「かわいそうでしょ?」と聞こえてくるようでした。
かわいそうですけど、クドすぎて…。
泣きシーンも多かったです。
これは、どれも中途半端な感じがしました。
あと、この内容で140分はさすがに長すぎ!
涙を削れば2時間で収まったはず。

ということで、嫌いじゃないけど微妙な映画でしたよ。

Orange12
『桐島~』からの刺客も出てました!

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『ヒロイン失格』感想。

すごく嫌いな映画でしたー。
ただの好みを書いてます。原作未読。

個人的評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
hiroinshikkaku
2015年9月19日公開/112分/日本/映倫:G
監督:英勉
出演:桐谷美玲 山崎賢人 坂口健太郎 我妻三輪子 福田彩乃 竹内力

<あらすじ>
幼なじみの寺坂利太(山崎賢人)のことが好きで、自分は彼にとってのヒロインだと信じて疑わない松崎はとり(桐谷美玲)。しかし、クラスの中でも最もイケていない女子・安達未帆が彼に告白して付き合うことになってしまう。激しいショックを受けて落ち込むものの、略奪愛もいとわない勢いで利太へ猛アタックをするはとり。そんな中、容姿端麗で成績優秀、さらにスポーツ万能という、学校で女子からの一番人気を誇る弘光廣祐(坂口健太郎)に興味を持たれ、思いも寄らなかった三角関係が始まってしまう。
(以上シネマトゥデイより)

hiroinshikkaku2
桐谷美玲の変顔映画でしたよ。

いきなりですが、感情表現がね…とにかく大味!
映画が面白いかどうか以前に、主人公が嫌いすぎました。
自信過剰なバカ女(という設定)なんですが、これが本当にウザい。
外面とか容姿などを帳消しにするレベルで鬱陶しい奴でした。
動いて喋ってそこにいるだけで苛々したしマジでぶん殴りたくなりましたよ。
ここ数年間で見た恋愛邦画の中でも個人的にはワースト級のクソ女でした。

ちゃんと最後まで観ましたけど…。
話し方の不愉快感が半端なかったです。

hiroinshikkaku10
「へろいんわぁ、あ・だ・じ・などにぃぃいいいい」

ラブコメなんですが、前半はコメディ色強めです。
この笑いの部分が、全部顔芸!または出オチなんですよね。
単にオーバーアクトと一発ネタでなんとなく雰囲気を盛り上げてるだけです。
状況説明をする実況アナが突然出てきたり、竹内力が突然壁を走ったり…。
柳沢慎吾登場のシーンとか気が狂ってるとしか思えない。
こんな安易っぽい思いつきギャグで笑えません!
桐谷美玲が顔を崩壊させているシーンがきっと見どころでもあるんです。
まさに『ヒロイン失格』なんですが、ずっとバカな顔芸してるんですよね。
ここが「カワイイ!」と思えれば超最高なんだと思いますけど…。
正直ムカつくだけだったし、ホントに嫌いになりました。
普通にしてればカワイイと思いますよ。
けど「ぬわあああああ」とか叫びながら走ってると蹴り飛ばしたくなります。

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主人公・松崎はとりが自分を物語のヒロインに見立てるってだけの話です。
周りの人間は、ヒーロー、脇役、通行人、エキストラと決めつけていきます。
どうしようもなく脳内お花畑で、自己中心的な話です。
それでもいいんですけど、そこに自覚が薄いから腹も立ちます。
これが何か面白さに繋がるのかっていうと、それもあんまり感じられず。
序盤はたびたびカメラ目線で話しかけてきたり、文字が空中に浮かんでいるようなコミカルな表現もありましたけど、ヒロイン設定の意味を感じたのは最初と最後の部分だけ。そこ以外は、ものすごくありきたりな恋愛映画。
新鮮味も何もありませんでした。
ベタベタな、よくある三角関係の話です。
ラストのオチのつけ方も最低でしたよ。
「みんなみんな世界でたったひとりのヒロインなんだから♪」
…とかいう少しも面白くないもの。

hiroinshikkaku12
ヤリマン役の高橋MJさん。この人脱がないかな。

そして登場人物はリア充オンリー。
非リアだった我妻三輪子も急にモテるという展開(なんで?)。

リタ役の山崎賢人もよく分かんなかったです。
セリフでも言っちゃってますけど、この人所謂「空っぽ」キャラなんですよ。
行動の動機がちょっとフワフワしてます。
なんとなくで、何も考えず動いてる印象が強かったです。
東出昌大とちょっと近いイメージでした。
「ぼくよくわかんないよ」的な態度だからハッキリしないんですよねー。
序盤で不良に睨みをきかせるシーンがあるのですが、覇気がないから…童貞が強がってるようにしか見えない。

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『世界の中心で、愛をさけぶ』のオマージュなんだけど……なにこれ。

正直観る前から自分の好みではないことくらい分かってましたよ!
じゃあ観るな!って話なので一応観た理由も書いておきますね。
我妻三輪子と坂口健太郎だけはちょっと好きなんです。
なので、観ておこうかなと…。マジでそんだけです(という口実)。
期待値は限りなく低めで観ました(血が出たら10兆点くらいの感覚)。
全体的に本当につまらなかったです…そんなことよりムカつき度がかなり高めだったので、こんな感じの感想になってます。

誰かが泣くシーン:計5回

hiroinshikkaku8
血の出ない残酷描写もあるにはありました。これ『300』なんでしょうか。

坂口健太郎は今回も無難にイケメンでしたー。
なんかヘラヘラしてて、好きですね。
完全に顔も売れたので、そろそろ殺人鬼とかガチホモの役をやってほしい。

hiroinshikkaku5

『恋に至る病』の我妻三輪子がめちゃくちゃ可愛くて大好きだったんですけど、今回は学校で一番イケてない女子(六角精児似)という役でした。
見た感じ、ちゃんとブスなんですよね。
絶妙にモテなそうな雰囲気でした。
体型も、こんなに寸胴だったっけ…という感じ(役作り?)。
そこのギャップでの興奮は、とくになかったです。

とにかく、彼女は桐谷美玲をナイフで刺し殺してくれたので、きっちり期待に応えてくれた感がありました!
「ヒロイン気取りのゴミムシが!」とかいう捨て台詞も、とても良かったです。
結局は死ななかったし、(マジで最低な)主人公の妄想だったんだけど。

koiniitaruyamai
ちなみに『恋に至る病』は男女の性器が入れ替わる超素晴らしい話でしたよ。

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助演は染谷将太と佐津川愛美の黄金ペアでした!
オススメなのでリンク貼っておきますね。

『脳内ポイズンベリー』 感想。

想像してたよりもファンタジー色強めの世界観でした!
面白がろうと努力したんですが…。原作未読。
個人的評価:★★★★☆☆☆☆☆☆
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2015年5月9日公開/120分/日本/映倫:G
監督:佐藤祐市
出演:真木よう子 西島秀俊 神木隆之介 吉田羊 桜田ひより 浅野和之

<あらすじ>
携帯小説家の櫻井いちこ(真木よう子)は、飲み会で同席して以降興味を惹かれる年下の早乙女(古川雄輝)と偶然再会。声を掛けるか否か、彼女の脳内ではいろいろな役割を持つメンバーが会議を繰り広げ、議長の吉田(西島秀俊)が取りまとめた結果、早乙女を食事に誘うという結論に。その後交際に至るも、双方の誤解や彼の元恋人の登場などで疲れ果てたいちこは、編集者の越智(成河)からもアプローチされ……。
(以上シネマトゥデイより)

2
この表情が嫌になりました…。

『インサイド・ヘッド』で大感動した後に観た感想です。
ということで、<脳内で会議する>という画期的(?)発明の鮮度はほぼゼロ。
感動する場面もあったんですけど、全体的にちょっとノレませんでした…。
脳内でのやりとりはある意味”密室劇”であり、ところどころ舞台っぽくもありました。監督は賛否両論ある『キサラギ』の人なので、こういうのが好きなんでしょうね、きっと。

落としたボタンを追いかける主人公・いちこ(真木よう子)が階段を駆け下りてくるシーンから映画は始まります。
ここは小走りなので胸がすっごい揺れています。ゆっさゆっさという感じで、これ見よがしに…(ラストシーンでも、また揺れます)。
本来喜ぶべきサービスショットだと思うんですが…ちょっと気持ちが引きました(自分がものすごくワガママに思えてきます)。
さすがにおっぱいでかすぎます!!
でも、いきなりだったのでなんとなく意表をつかれた感じがして、面白かったです。漫画的ですがけっこう自然だし、インパクトのある登場だと思いました。

4
この円卓で、会議は基本的に多数決制。

そして、そこからタイトルを挟み、いきなり脳内へ。
唐突に会議が始まります。5人で議題<恋愛>をガンガン進めていきます。
このあたりは勢いがあったし、変にこのインサイド・ヘッド状態な状況を説明したりもしないので、そこは良かったと思います。
5人ともたぶん演技は上手な役者なので、そこだけで楽しんでいる人がいても全然不思議じゃないです。

6
神木くん史上、最もハイテンションなキャラだったんじゃないでしょうか。

ただ、自分は前情報ほぼゼロでの鑑賞だったので、それぞれの役割が、正直ちょっとわかりにくかったです…。
脳内の5人は、【理性】【ポジティブ】【ネガティブ】【衝動】【記憶】の5つの役割に分けられています。

【理性】:西島秀俊
【ポジティブ】:神木隆之介
【ネガティブ】:吉田羊
【衝動】:桜田ひより
【記憶】:浅野和之

なんとなーくはわかるんですよ。でも、明確に誰が何とはわからない自分にイライラしました(きっとぼくがばかなだけです)。
これが『インサイド・ヘッド』であったなら一目瞭然です(比べるのも酷ですが)。
最初のうち【衝動】である女の子の役割を【本能】なのかなと思ってました。
しかし黒い真木よう子の登場で、こっちが【本能】なのだと…なんとなく気づいたという感じです、役割がちょっと被ってるような気もしました。

そして5人を平手バーン(!)の一撃でブッ倒しちゃう大ボス的な存在である【本能】の登場が、ちょっと早すぎます(開始15分での登場)。
議論に収拾がつかず限界MAXな状態になると出てきちゃうみたいです。
もうちょっと引っ張ってほしかった。「限界早ッ…!」となりました。
場の状況を把握している最中だったので、驚いたっていうより、焦って早く出してしまった…みたいなネガティブイメージの方が強かったです。見た目もキモいし、歩き方もキモいし(関係ないけど)。出るにしても、せめてもうすこし盛り上げてから出てほしかったです(音とかじゃなくて演出で)。

7
上階からヒールをぷるぷる震わせながら下りてくる黒い人。

いろいろとよくわからないことの多い映画でした。
わからない部分はきっと原作で補完するのでしょうけど…。
いつものように原作未読なので、話がちょっと呑み込めなかったです。
まず、この脳内会議してる人(天使?)たちは、なんか変なデカい城にいるんですけど…ここはどこなんですか?脳の中?
…という疑問で序盤は頭が埋まりました。
観る前は『ミクロの決死圏』みたいな脳髄の肉壁に囲まれて会議してるのかと思ってたんで、ワクワクしたんですけどね…。
たぶん脳内ってタイトルからして、ここは脳の中なんでしょう。
けど、天空の城って…いくらなんでもファンタジーすぎます!
それでも全然いいんですけど…。
いいんですけど、なんでもアリというんじゃなくて少しくらいは納得できるような説得力が欲しかったです。
実写にするとやっぱりどうしてもこれは不自然でしょうがなかったです。
そういうものなのだ!と思い込もうにも、ちょっと入り込めなかったです…。
脳の中じゃないのなら、もうなんか最悪ですけど…どこなんですかね。
そこに対して言及する描写はとくに無かったと思います。とくに触れられずという感じで。まあたいしたことでもないんですけど、一度ひっかかると最後までスッキリしないんですよねー。
見た感じけっこう金のかかってそうなCGでした。

8

9
城の土台はクリスタルっぽいナニカ…(飛行石?)。脳内に空ですよ!

そして会議室にモニターがついてて、いちこの現在の視点だったり、過去の記憶映像が見えるんですけど、ここにもちょっと納得いかなかったです(文句ばっかりですいません)。
記憶映像の視点なんですけど、いちこの目から見た映像ではないものがあるんですよね。記憶映像にいちこが映っちゃってるんです。
じゃあこの映像は誰目線でどこから映してるんだよ!という疑問が…。
もう全然わからなかったです。
そうすれば話の流れ上わかりやすくはなるんですけど、この【脳内会議】への説得力がどんどんなくなっていきました。そしてこの城はどこなんだと(しつこい)。
ちょっとマジで理解するのが苦しかったです。なんだか謎の多い映画でした。

11
頭上のモニターを見ながら会議は進みます。

主人公への感情移入はあんまりできなかったです。
「どうしよぉ~。頭の中が大騒ぎだァ」っていう最初のバカっぽいセリフからすでに苦手なタイプの主人公でした(漫画原作だからしょうがない気もするけど)。
真木よう子は昔からけっこう好きなんですけどね(『ベロニカは死ぬことにした』とか何十回も観ましたし)。けど、今回は…瞼ガン開きの作られたビックリ顔が多すぎて。
挙動不審だとかファッションの絶妙なダサさとかはあんまり気になりませんでした。あの帽子は本当に素敵です。
脳内で会議してる最中にじーっと目を見開いてロボットみたくフリーズしてるんですが、あれはどうにもならなかったんですかね…。この瞬間が一番ムカつきましたよ。
「おそいひと」って感じの特殊な人物設定なんでしょうか(笑)。
無駄な動きが無さすぎて逆にキモかったです…。
これが漫画なら、なんのストレスもなく読み飛ばせるんだろうけど。
実際にこういう女がいたら見ててムカつきますよ、たぶん。

あと、脳内での意見が決定してからのことなんですけど、マイクに対して喋る声と、いちこが現実世界で喋る声に、微妙なタイムラグがあるのも嫌でした。
それがある場合とない場合があるのも鬱陶しかったです。
せめてどっちか一方に統一してほしかった。

12
「ッッッッッ!!!!!!????????」

主人公に唯一共感できたのは<いちこの黒歴史告白シーン>だけでした。

いちこ「なんでこんなふうになっちゃったんだろ…。自分がどうしたいのか、よくわからなくて……。なにかあるとすぐ悪い方向に考えちゃって、とんでもないことしでかしちゃったりして…結局自分を責めたり、ああ…自分がダメなんだなって思ってばっかりで…あたしはいつも、ホントのことが言えなくッッ!!?」
…からの口を塞ぐキスシーン。

そこまでの話の流れとか二又なんかは関係なくて、ここでの真木よう子の熱演だけでうるっときた感じです(泣いてはいないけど)。
BGMは最悪でした、冷めます。泣かせのシーンで静かなピアノ演奏が流れるとホントに涙が引きます。押しつけがましくて嫌になります。ひねくれてます。

10
キス直後にこの表情!眼がキマってます!(年上編集者もたぶん脳内会議中)

そしてクライマックスは、櫻井いちこの涙からの脳内崩壊です(所謂バルス)。
部屋全体がグラグラ揺れて、涙の雨(?)が降ってきます。
ここでの白熱した会議は画面の動きが激しいです。
カメラ360度ぐるぐる回しとけば、なんとなく映像的に派手だし、マイケル・ベイみたいでかっこいいし…という安易な感じもしましたけど、ここだけは、超かっこよかったです!!
そして途切れることなくセリフの掛け合いが続くので、なんとなく盛り上がってる感じもします。画的に面白かったです。
ただし「こんなことは今まで一度もありませんでした!!」みたいなセリフはできることならやめていただきたい。【記憶】が発言するたびにイラッとしました。なんなんですかね…。【記憶】だからですかね…。

13
人が濡れるのは邦画のお約束。

年下と年上、二人の男性の間で揺れ動くアラサー女の恋心として脳内の葛藤を描いているんですが、実際一番葛藤しているのは西島秀俊が演じる議長の【理性】ですよね。
【理性】の脳内はどうなってるんだってこともすこし気になりました。
5人の見た目が人間そのものだから、その辺の線引きがちょっと曖昧でしたー(みんな羽生えてるのかな)。脳内の5人は感情的にならずに、もっと理屈っぽく意見を押しつけ合っても良かったんじゃないかなー。

あ、あと、死を覚悟した人間は躊躇せずにさっさと死んでください!!!!
だらだらせずにスパッと死んでれば10億点でした!
そうすれば【ネガティブ】【衝動】【理性】の喪失となり、ハイになった真木よう子の狂い咲き映画になったのに…!
【ネガティブ】を部屋から閉め出したり【ポジティブ】を眠らせたり、やりたい放題だったなーこの映画、思い返せば。
こういうのご都合主義っていうんですかねー。
クソ映画ではなかったですよ、全然!

3
イライラしたー。さっさと死ねよ!と思いました。この状態で一分間。

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『俺物語!!』 感想。

これまったく期待してなかったんですが、面白かったですよ。
真面目にバカをやっていて大好きです。原作未読。
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆
oremonogatari
2015年10月31日公開/105分/日本/映倫:G
監督:河合勇人
出演:鈴木亮平 永野芽郁 坂口健太郎 渋川清彦 鈴木砂羽 寺脇康文

<あらすじ>
情に厚い硬派な日本男児の剛田猛男(鈴木亮平)は、ごつくて大きな体を持ちながらも、女子にモテない高校1年生。ある日、彼はしつこいナンパから助け出した女子高生の大和凛子(永野芽郁)のことを好きになってしまうが、後日再会した際、彼女が猛男の幼なじみであるイケメン砂川誠(坂口健太郎)のことが好きだと気付いてしまう。落胆しながらも凛子と砂川の仲を取り持とうとする猛男だったが……。
(以上シネマトゥデイより)

oremonogatari10

この映画は、二人が出会ってから告白して付き合うまでの恋愛物語です。
とりあえず、主人公・剛田猛男を演じる鈴木亮平がめちゃくちゃいいです!!
この人じゃなかったら成立しないんじゃないかってくらいにハマってます(原作知らんけど)。見た目も喋りもだいぶ現実離れしてるんですが、一言一言が全力なので、なんとなく説得力がありました。もう喋るゴリラです。
熱量と勢いだけ(?)で押し切ってるような気もしましたけど、とにかく圧倒されました。完全にいききってる感じで、演技に関しては何も文句ありません!
コントみたいな見た目も、そこがイイ!と思えました。
そこを受け入れられないと観るのがけっこうキツいと思います。

oremonogatari14

…まあ、でも、そんなことは正直どうでもよくて、この映画で重要なのはヒロインです。主人公も、親友も、周りのキャラクター全員がヒロインを輝かせるためだけに存在しているのです(と、勝手に思ってます)。
ヒロイン・大和凛子(永野芽郁)が、とにかくめちゃくちゃ可愛い!
ほとんどそれだけの映画でした。
彼女に一目惚れした主人公が「好きだあああ!!」と叫んで『俺物語!!』は始まるのですが、前半は【大和のカワイイ描写】→「好きだあああ!!」をバリエーション変えながら繰り返し応酬、という感じです。
要は、主人公がヒロインにときめいてる瞬間がこの絶叫となるんですけど、もう共感しかなかったですね。ぼくも心の中で「好きだあああ!!」と、なりました。一度も外すことなく同じ心境になりました。五回くらい叫びましたよ、マジで。

oremonogatari13

これは完全に永野芽郁(誰?ってなったけど)のアイドル映画であって、この映画の魅力全部がこの人の笑顔だと言ってもいいです(恥)。
もうヤバいです。
魅力的なヒロインがいるだけで、この映画は最高です。
とくに前半の盛り上げ方はエグかったです。
いろんなことが本気でどうでもよくなってきます。
かわいすぎます…。
ふつうの子っぽくて、そこがいいです。
お菓子作りについて語る件なんか…悶絶しそうになりました。
顔がカワイイってより(顔もカワイイんですけど)仕草だったり言動だったり、そういう部分が魅力的に映るように撮ってます。むしろ、そこの部分に全力のこだわりを注ぎこんで演出してた印象です。
恋愛映画なんで、そういうところにこだわるのは普通なんですけどね……。
そして、これが売れまくってる見飽きた女優(誰とは言いません)などではなくて、”全然知らない誰か”だったのでテンションも上がりました。初見での初対面感がよかったからか、偏見なく素直に見れたような気がします。
無知でよかった。

oremonogatari6
主人公の心情は柔道の豪快な技とともに吐き出される。

ストーリーに対する驚きは、とくになにもなかったです。
街でチンピラ・中尾明慶(すでに完全なタイプキャスト)に絡まているところを助けるという出会いのシュチュエーションからしてベタベタです。
最初から最後まで死ぬほどありきたりなことが連続します。
もちろん壁ドンもあります(正確にはビルドン)。
「このシーン見たことある!」的な既視感が凄まじかったです。
効果音なんかは、ややヤリスギってくらいに多用されてます。
計算した上でのこの映画なんでしょうけど、ここまで徹底してると清々しいです。
原作が昭和テイストなんですかね。
エンディング曲も含め、90年代前半の学園邦画を観ている気分になりました。

oremonogatari3
好きになりすぎて顔面が崩壊する主人公

あと、どんな映画を観るにしても一番注目する点なんですが、この映画…エロいシーンが皆無です。
青春映画なのに、ほぼ完全にリビドーを排しています。
モテないゴリラ面の童貞野郎なのに、悶々とするシーンはまったくありません。
夕日を眺めて、薄い涙を流して…たったそれだけ。
生々しい表現は極力控えめです。
でも、なんかそういうところを見たくない感じでもありました。
むしろ久々に、不健全なシーンがなくて本当によかった!と思える映画でした。
だから、なんか、すごいんじゃないかな(言葉になりません)。
だいぶ清い気持ちになれます。
二人の告白も超ストレートだし、もう爽やかすぎて心が洗われます。
こういう映画にありがちな雨のシーンもゼロでした、そういえば。

oremonogatari11
イケメソ

隣室に住む主人公の親友・砂川(坂口健太郎)だけがこの映画で唯一の謎だったんですけど…そこもラストでちゃんと片づけてくれます。
イケメンで、爽やかで、厭味がなくて、女に超モテるのにまったくなびかない。
女に興味のない感じ。
そして中盤で、こいつってゲイ…?と思わせるシーン。
しかしそこの疑問が解消しないままエンドロールへ。
…と思ってたら、その後にそれもキッチリと否定してくれるんです!
観終わって「あれってなんだったんだろ…?」と、溜飲が下がらずに残るものが何もなかったような気がします。本当にスッキリする映画でしたよー。

oremonogatari9
『グエムル』っぽく無駄にモンスターなこともやってて、本当に最高。

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